嘘を嘘と見抜ける人でないと

人間は自分の信じたいものを信じる。あるいは、信じたフリをする。

本人の証言に疑問
プロフィールを見ると本人は20代、友人Yは30代半ば。年上の友人を「Y」と呼び捨て。かと思ったら「Yさん」と言ったり。
「Yがゆっくりと口を開く」「Yが続ける」売れないハードボイルド小説のような言い回し。
Yの息子が「見て見て、100点を取ったんだよ」と嬉しそう。のび太じゃあるまいし100点くらい毎日取ってるだろう。
本人がYに呼び出された理由が不明。ただ単に愚痴を聞かせたかっただけなのか?
教師側が「日教組に賛同してもらってます」ベクトルが逆。教師が生徒側に持ち出す言葉じゃない。


答案用紙に疑問
わざわざごていねいに学校名まで入っているのはなぜか。
「犠牲者」「韓国」「慰安婦」など難しい語句に振り仮名なし。
従軍慰安婦」「女子挺身隊」を辞書で引けという。小学生向けの辞書に載っているだろうか。
「善良」「戦時中」などを辞書で引かせる意図が不明。
記述に具体性がまったく見られない。地名、人名、年代などの最も重要な情報が欠落している。
(1)があり、(2)がない。
「女子挺身隊という悪魔のような人たち」とはどういう意味か?
「彼女たちは…命令され…軍人さんたちはたくさんしました」主語が混乱している。
「私たちは…」「みんなは…」文意が同じことを2回くりかえす意図が不明。


教師側の採点に疑問
100点とはどういう基準で付けられたのか。
設問1つ1つに渦巻き、最後だけ花丸。普通ならば全体で1つの花丸にするだろう。
渦巻きがヘタ。毎日何十回も書いてるはずなのにまるで初めて書いたかのよう。
赤ペンが細すぎる。普通はもっと太い線の出せるペンで書く。


生徒の回答に疑問
字が濃すぎる。あるいは線が太すぎる。
「日」「え」「ん」「ま」「の」「な」など複数回あらわれる文字の筆跡が毎回ちがう。たとえば「日」の最終画。
回答はすべて右下がりなのに、本人の名前だけは水平にまっすぐ書かれている。
回答は大きな字で書かれているのに、本人の名前だけは小さな字で書かれている。
慰安婦の説明には具体的記述がまったくないのだから、生徒が激高する理由がない。
激高しているはずなのに、力を抜いて書き流したかのような筆勢。
日本軍のかわりに「死ぬまであやまる」というのは、小学生の思考様式ではない。
小学生が「日本の恥」(または日本の誇り)というのはありえない。小学生の思考様式ではない。
なぜここで「人権のクズ」という表現が出るのか。慰安婦と人権とをむすびつけて考えた理由が不明。
生徒が、韓国に謝るために「えらい人になる」と考えた理由がわからない。