2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧
これはすごい。
★項 公路城 『後漢書』郡国志 地道記曰:有公路城,袁術所築. ★緱氏 公路澗、袁術固、袁公塢 『古今図書集成』所引『通典』州郡 緱氏古滑國漢舊縣有緱氏山軒轅坂縣西南公路澗上有袁術固四周絕澗甚險俗云光祿澗柏谷塢在縣東北。 『古今図書集成』嵩山部彙考 …
宮崎市定『中国文明論集』 人民を思うままに使役するに一番容易な方法は、隣組、即ち保伍(ほご)を造らせて連帯責任を持たせることである。租税の徴収も、兵役の徴発も、隣組に責任をもたせてやれば、人民同志はたがいに他に迷惑の及ぶことを恐れて、何でも…
【Stage6 Blog】 via 【考察NIPPON】 (原文)I’m writing this message today to inform you that we plan to shut down Stage6 on February 28, 2008. (訳文)今日、僕がこれを書いてるのは、僕たちが2008年2月28日にStage6をやめようと思ってることを、…
『後漢書』五行志注 (原文)袁山松書曰:「三年十月丁卯,日有重兩倍.」吳書載韓馥與袁術書曰:「凶出於代郡.」 (訳文)『袁山松書』に言う。「初平三年十月丁卯、太陽に二倍の大きさの暈がかかった。」『呉書』に載せる袁術あての韓馥の手紙に言う。「…
『太平御覧』に引く『英雄記』 (原文)『英雄記』曰:袁紹辟大將軍府,不得已,起從命,舉高第,遷侍御史。弟術為尚書,紹不欲為臺下,吿疾求退。 (訳文)『英雄記』に言う。袁紹は大将軍の役所に招かれたので、やむをえず出仕して命令に従った。高第に推…
董卓秉政時の荊州の情勢なぞ。 『後漢書』献帝紀 (原文)二月丁丑,董卓自為太師.袁術遣將孫堅與董卓將胡軫戰於陽人,軫軍大敗.董卓遂發掘洛陽諸帝陵.夏四月,董卓入長安. (訳文)(初平二年)二月丁丑、董卓はみずから太師となった。袁術が将の孫堅を…
[wikipedia:董璜]と書いても*1、[wikipedia:董璜]と書いても*2、おかしな項目名でリンクされてしまう。JIS外字が数値文字参照に変換され、文字参照に含まれる記号が%エンコードされるため。 *1:wikipedia:董璜 *2:wikipedia:董璜
さいきん自分で記事を書いたから気付いたんだけど、wikipedia:衛演が「架空人物」ということにされてる。なにか根拠があってそう書くんならいいけど、とくに根拠もなく実在の人物を架空の人物にしちゃうのはやめようぜー。このほか正史に載ってるのに「正史…
張飛の馬、曹彰の馬について追加情報。
ARTIFACT@ハテナ系】エア感想・エア批評エントリにぜんぜん関係ないけど、「エア空気」って言葉を思いついた。「空気を読む」という場合の空気で、そういう空気にはぜんぜんなってないのに、あたかもそういう空気に流されているがごとく振るまって、「だって…
【食品安全情報blog】その他 どれもNOAELやLOAELは0.1-0.8mg/kgの間で、体重50kgのヒトだと5-40 mg、1-2 ppmの検出量だと数キロは食べないといけない むしろメディアの人は、こういう情報をメインに伝えたほうがいいんじゃないか。NOAELは無影響量なので、半…
【食品安全情報blog】ボトル入り水:だれが必要としているのか? ニューヨークやヨーロッパの各国では瓶入りの水を飲むのは流行遅れでかっこわるいことである。ペリエが宣伝に成功して以来、瓶入りの水の売り上げが伸びてきたが、実際には「美味しい」水がわ…
中国産がどうとかチャイナフリーがどうとか言ってる人を見ると、なにかに似てるんだけどなんだっけなーと思ってたんだけど、今日やっと思いだした。水とパンツ*1だ。 *1:パンのバリエーションもある。たぶんこっちが原型なんだろう。
『古今図書集成』に引く『独異志』 (原文)獨異志:後魏曹彰性倜儻,偶逢駿馬愛之,其主所惜也。彰曰:「余有美妾,可換唯君所選。」馬主因指一妓,彰遂換之。馬號曰「白鶻」。後因獵,獻于文帝。 (訳文)『独異志』にいう。後魏の曹彰は奔放な人柄だった…
『古今図書集成』に引く『太平寰宇記』 (原文)寰宇記:張飛有馬名玉追,時歌曰:「人中有張飛,馬中有玉追。」江夏白馬廟,耆舊云:「飛之靈也。」 (訳文)『寰宇記』にいう。張飛には「玉追」という名の馬がいて、当時、「人中に張飛あり、馬中に玉追あ…
『古今図書集成』順天府に引く『奇園奇所奇録』 慈源寺の言い伝え。 姚彬はもともと黄巾賊の部将であり、姿形が関羽にそっくりであった。 母が病気になり、馬の肉が食べたいと言うので、姚彬は関羽のまたがる赤兔こそが最適だと考え、 そこで関羽に身を投じ…
馬超は「督臨沮」を務めたが、その臨沮はおそらく蜀の北境にあるのであって荊州の臨沮ではない、と、かねてより方々で言ってたんですが、その憶測を補強する記述が出てきました。 『古今図書集成』漢中府部 (原文)馬超墓。在縣東三里。漢建安五年,諸葛亮…
もってけドロボー!!さすがにスタンドアロン版.exeファイルはよう使わんわ。
もってけドロボー!!スキャン段階でまだテキスト化されてないけど、とりあえず新タグを適用してみました。
【アニクリ】坂井さん家の卓袱台ハッピートーク【livedoorネットアニメ】のなかで、わたしが気に入ってるのはみやかけおさんの作品なんだけど、ほかにもこういうシリーズがあったんだね(でも「みつおの世界」にはまったく興味が湧かない)。すでに連載が終…
『三輔決録注』(漢趙岐撰/晋摯虞注/清張澍輯)のpdfを拾ってきたので、収録されている人物の目録を作ってみた。といっても漢の趙岐の原作はもっぱら事物を書き、晋の摯虞が人物について加筆したとのことで、じっさい趙岐の伝が含まれてることからも分かるよ…
厳白虎の娘婿キタコレ。
『古今図書集成』169巻に引く『鄭樵通志』 (原文)漢有大司農顏異,濟南人。顏駟,江都人。後漢顏良,為袁紹將,臨沂人。 (訳文)前漢に大司農となった済南の顔異があり、江都の顔駟があり、後漢に袁紹の部将となった臨沂の顔良がある。 臨沂出身なんだっ…
(0゜・∀・)ワクワクテカテカ
『太平御覧』に引く『述異記』 (原文)姚萇既殺苻堅,與苻登相拒於隴東。萇夜夢堅將天帝使者勒兵馳入萇營,以矛刺萇,正中其陰。萇驚覺,陰腫痛。明日遂死。 (訳文)姚萇は苻堅を殺したあと、隴東で苻登と対峙した。姚萇は夜中、天帝の使者をつれた苻堅が…
【枕流亭】義経が荒れているリンク先をながめてて思ったんだけど、反乱軍などが死んだ君主や武将を偶像に掲げて「○○は生きていた!」といって仲間を集める光景はよく見かけるような気がするし、中国でも秦末には陳勝・呉広が「おれたちは扶蘇と項燕だ!」と…
『太平御覧』巻825に引く『玄中記』 (原文)大月支有牛,名為日及。今日割取其肉三四斤,明日瘡愈。漢人入此國,以牛示之,以為珍異。漢人曰:「吾國有虫,大小如指,名為蠶。食桑葉,為人吐絲。」外國人不復信有蠶也。 (訳文)大月支に「日及」と呼ばれる…
【Something Orange】清少納言は「と抜き言葉」に怒っていた。国語学者や言語学者や文学者のあいだでは、言葉はつねに変化しつづけるもので、そもそも正しさを規定することはできないというのが定説だと思うんだけど、なぜか門外漢であるほど正しい日本語だ…
ちょっと思ったんだけど、涼州ってすでに蜀の手に落ちてたんじゃないかと。姜維がたびたび狄道あたりに進出して、しかも駐留期間がえらく長いわけです。これはとても後方からの輸送に頼っていたとは考えにくい。現地の氐人や羌人の供出を受けてたんじゃない…