烏孫愛好会

【Acta-Mocta】烏孫愛好会
烏孫とは、紀元前2世紀から何百年か、
中央アジアの一地域(中国新疆ウイグル自治区北西部からカザフ・キルギスの一部)で
活躍していたとされる遊牧国およびその民族です。
烏孫については高校の世界史の教科書には一文程度しか載っていません。
しかし漢(中国の王朝)は、脅威であった遊牧国・匈奴(本拠地は現モンゴル)を挟み撃ちにしようと、
烏孫と手を組み、皇帝の親戚の女性を烏孫王に嫁がせました。
史記』や『漢書』に烏孫の記事が(他国のそれと比べ)比較的多いのは、
まさに漢が対烏孫外交を重視していたからです。