滝川一益

さっきのエントリで光栄の中の人が、滝川一益について

名は「いちます」と読まれることもあるが、誤りである(諱を音読みすることはあり得ない)。

と書いてる件。

この「あり得ない」というのは編集者の臆断であって、とくに根拠があるわけでもなさそう。むかし【信長・友の会】というサイトでこのことが話題になったことがあって、本来の読みは知るべくもないが、少なくとも江戸時代に編纂された『寛永諸家系図伝』『寛政重修諸家譜』のなかでは「いちます」と読まれているとのこと。「かづます」と明記する史料でも発見されないかぎり、現代人の勝手な憶測で決めてかかってはならんよと思います。