陸法和

検索していてたまたま見つけた陸法和の紹介記事諸葛孔明がらみのエピソードの持ち主らしい。ここで紹介されている出典の『北斉書』を見てみると、なんだか見覚えのあるエピソードの数々…。ああ、なんだ、この人はさきの6月から7月にかけて【枕流亭】の総合掲示板で話題にのぼってた人じゃないか、と今さらながら気づいた次第。

というわけで、問題の風向き変えちゃったよ事件はこんな具合。

侯景の部将・任約が江陵に攻め寄せたとき、陸法和はそれを迎え撃ちたいと願い出た。陸法和は赤沙湖に進軍、そこで下流の任約と対峙した。ここで火をつけた船を下流に放った。敵の艦隊を燃やそうとしたのだが、どうも風向きが悪い。そこで陸法和は白羽扇を一ふり。その瞬間、風向きが変わり、任約軍の兵士たちはみな肝をつぶし、水のなかに飛び込んで死んでしまいましたとさ。むかしまっこう、さるまっこう。

このほか、「諸葛孔明って、やっぱ名将っスね。おれ、やつに会ったことあんだけど」などと聞き捨てならぬことほざいてます。