商人の語源

むかし殷の王朝は「商」と呼ばれていた。殷が滅亡したあと、その国の人々は中国全土に散らばり、品物の売り歩きをして生活を立てていた。そのことから品物の売買をする人を「商人」と呼ぶようになった。
というのはガセ。多分。巷間まことしやかに語られているわけですが、その出所がよく分かりません。司馬遼太郎さんかその辺りなんじゃないかなという気がしますが、なかなか該当する個所が見当たらない。日本生まれのガセビアかと思っていたら、中国でも同じことが言われているみたいですね。そして、共通しているのは誰一人として出典を示さないこと。だからルーツが分からないわけです。誰やねん、言い出しっぺ!