不二家バッシングは不可解だ

と保健所勤務の方がおっしゃってます。

【Yahoo!掲示板】 via 【備忘録です。あしからず】
・虫の混入について
 以前の虫混入報道ラッシュからもわかるように、毎週のようにどこかで起こっています。特にどこも公表はしていないしする義務もありません。原因を調べて対策を取るだけ。それでも100%の対策は取れるわけないけどね。

・消費期限について
 仮に消費期限が切れた食品を販売しても食品衛生法では罰せられない。あくまでも消費期限は「味などの品質が維持できる目安」で「衛生的であることを保証」の意味ではない。ましてや期限切れの牛乳で製品を作ったのがいけないのならば、スーパーの惣菜コーナーはどうなるの?あれこそ期限切れ食品のリサイクルだし、食材を無駄にしないための知恵だと思う。

・過去の食中毒事件について
 これも公表するか判断するのは保健所であり、企業が公表しなくても罰っされる理由はない。

・細菌数について
 マスコミで「国の基準の○○倍」などと言っているが、国は基準なんて作ってないから。あるのは規範で「これくらいを目安にしたら?」って程度のもので当然罰則もない。保健所でも洋菓子の検査をするけど、シュークリームやロールケーキでこの規範の数字をクリアしてないのは普通だ。だからこそ「基準」になっていない。国は「惣菜の衛生規範」ってのも出しているが、例えばポテトサラダでこの規範をクリアしている商品を見たことがない。その程度の規範だ。

虫がどうのというのは一時的な流行なので放っておいたら静かになると思いますが、あのくだらない賞味・消費期限信仰の根強さだけはどうにかしてほしいなーと個人的に思います。