海自の情報保全能力

【J-RCOM】最新情報
海幕はこれを情報保全のためと言うが、責任転嫁のためと言い直したほうが正確ではないか。もともと特防秘を漏らした(垂れ流した)のは海自幹部である。中国人妻の2海曹は「特防秘」であることの自覚すらなかった。それを神奈川県警が大スパイ事件と誤認したから大きな騒動になった。上流で元々の情報管理が悪く、それが垂れ流れて下流が汚染された。その下流に責任を押しつけて海幕は恥ずかしいと思わないかのか。

引用する産経新聞によると、海自約4万人のうち外国人を配偶者とするのが約150人、そのうち10人が「特防秘」に接しうる立場にあるという。150人中10人ということは、6.66%である。4万人の6.66%は2600人あまり。なんと、まあ、海自全体では2600人以上が「特防秘」に接しうるという計算。一体、それのどこが「特防秘」なんだ? そんなに大事な情報であり、外にもらせないんなら、もっと厳重に秘密を守れよ。

これは海自全体の情報管理能力が劣っている証拠なのであって、それを個々の隊員やその家族に責任転嫁するなど、神浦氏も語るようにまったく言語道断、ばかげた話だ。この一件では、米軍もさぞかし肩を落としているであろうと推測する。

アーミテージ元米国務副長官いわく

【Yahoo!ニュース】 via 【navi-area26-10の日記】
アーミテージ元米国務副長官は23日までに産経新聞に対し、航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)の有力候補である最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプターの日本への情報提供について、海上自衛隊イージス艦の中枢情報を含む情報漏えい事件が深刻な場合、困難になるとの見方を示した。

ですよねー。