大耳翁

『華陽国志』先主志
先主(劉備)が役所に戻ると、公(曹操)は使者をやって覗かせた。見れば、(劉備らは)ちょうど葱を切っていて、下人にやらせても巧くいかないので、杖を振りあげて彼をぶっているところだった。(その報告を聞くと)公は「大耳翁さんはまだお気づきでないようだ」と言った。その日の夜、先主は急遽、東へと旅立った。

劉備の大きな耳は曹操さえも認めてる。それにしても、劉備のほうが年下なのに翁と呼ばれてるのね。