ロッキード・ラウンジ

【東京インテリアショップ図鑑】ロッキード・ラウンジ
1987〜1988年イデーからわずかに数脚が販売された。当時の価格は180万円。青山のイデーに置かれていたが1年以上も売れなかったという。その後マーク・ニューソンは世界的なデザイナーとなり、この「ロッキード・ラウンジ」の価格も高騰。2006年サザビーのオークションでは約$850,000(約1億円)で落札され、歴史上最も高価な家具となった。

そのイスは1億円の価値があり、それを作ったデザイナーも相当の技能があったのに、青山で暮らしてる人々にはイスの魅力もデザイナーの実力も見抜けなかったという話。デザインセンスだけでなく投資のセンスにも欠けていた。そのとき買っていたら9千数百万円の利益を上げていたかもしれない。