演出うまいなぁ
【小鳥ピヨピヨ】表参道のiPhone行列でのソフトバンクの対応について
iPhoneを買うために行列を作った人は、SoftBankの気持ちのよい対応のおかげで長時間待つのにもまったく苦にならなかったそうだ。その理由を一つひとつ紹介してるけど、なるほどなぁ、と非常に勉強になる。事前に予測ができることにはできるだけ手を打っていこうとする目ざとさというか気配りというか、iPhoneだけでなく他でも参考にできそうなことが多い。いつかそういう機会があればぜひ取りいれてみたい。
SoftBankのみならず、この対応を紹介するいちるさんの言葉もいつものいちるさんらしくていい。なぜ待っているあいだ苦にならなかったか、SoftBankに対して好意が持てたのか、読者の心にひしひしと伝わる、力のある言葉だ。このいちるさんの語り口も勉強になる。
はてブのみなさんのコメントによると、本当は行列を作る必要なんてなかったのに、流行してる印象を強めるためにわざと行列を作らせているらしい。そういう見方ができるとは気づかなかった。これまた勉強になるなぁ。なんでもこの仕組みを電通が支えているのだとか。
電通と行列といえば2007年の富士スピードウェイF1を支えていたのもその電通だったらしい。この大会では道路が陥没して帰路不通となり、雨の降りしきるなか真夜中になっても帰れない人がたくさん出てしまった。この辺の事情はよく知らないけど、電通の不手際を指摘する人はちらほら存在するようだ。けれども、電通がその失敗への反省から今回の好意的な反応を生みだしたとすれば、宣伝目的であるとしても、それはそれで立派なことではないだろうか。
あと、はてブのみなさんがお気付きでないらしいことは、【小鳥ピヨピヨ】を書いてるいちるさん自身がニフティ出身でココログなどをしかけたプロモーションのエクスパートで、これまでも宣伝広告の匂いがするエントリをたびたび書いてらっしゃることでしょうか。このエントリ自体もけっこうiPhoneの宣伝くさいですよ。*1このエントリにはてブの行列を作るのも電通の目論みどおりか!?(笑)
勉強にはなるけど、なんか、もやもやする。なんだろう?