病欠でブログ書いて解雇の件

最初に思いだしたのが陳寿さんのことでした。

『晋書』陳寿

(原文)遭父喪,有疾,使婢丸藥,客往見之,郷黨以為貶議.

(訳文)父を亡くしたとき、病気にかかりメイドに薬を作らせていたのが客人に見つかり、同郷人らに非難された。


【Kousyoublog】解雇されたので起業します (はてブ)
【未来予想株式会社COO 庄子素史の日記】権利ばかり主張して義務を果たさない無能人。 (はてブ)

元エントリにブコメしようと思ったけど100字では書ききれないのでこっちに書いてみる。

労基法知らないのにコンサルって
元従業員のエントリ見ると解雇通告からの事後対応gdgd労基法を分かってないのがよく理解できる。そんなんでベンチャーのコンサルなんか務まるの?
解雇にかかわるコストを計算できないコンサルって
能力の低い人材を抱えておくのは無駄なコストだと考えたんでしょうが、人材を切りすてること自体にコストがかかることを分かってなかったんじゃないか。
炎上リスクもマネージメントできないのにコンサルって
従業員を不当解雇すればその事実が明るみに出たとき企業イメージを毀損することくらい想像できないもんかな。批判を浴びてから問題のエントリを削除するなども解決法としては姑息。みずからの正当性を主張するエントリを新規に立てたほうがよかったのでは?
プレスリリースが自慢のコンサルって
企業サイトのトップページのメディア掲載情報がプレスリリースばっかし。典型的なダメ企業の症状。メディア側に関心を持たれて向こうから取材されてるわけじゃない。リリースは1本あたり2〜4万円くらいで業者に頼めばなんぼでも発行できる(それが掲載されるかどうかはメディア側の判断)。そんなものを嬉々と載せてる時点でこの企業の力量が知れる。だいいち1本のリリース記事を6回に分けて自己宣伝してるのは印象の水増しじゃないの。ていうか、このリリース配信業者って自社じゃん。
ブログ更新に釣り合う程度のコンサルって
ブログ更新は責任も伴わないし作業量も少ないから病欠中でもできる。それを職務怠慢だというのであれば、ここの業務の責任や作業量ってブログ更新なみ、ということにならない?
プロフィールが他社の形容詞ばっかりのコンサルって
雇用者ブログのプロフィール欄を見ると「大学卒業後、国内No1のテ..」とあって、国内No1かー、それは結構なことだねーと思って続きを見たら、国内No1は就職先のオリエンタルランドのことだった。それお前の紹介じゃないじゃんていう。そこでお前が何を成し遂げたかを書けよっていう。直後の「上場を目指すITベンチャー」ってのも笑える。目指すだけならオレもお前も目指してるよっていう。

いろいろもにょる。