実務家のラディカリスト批判

に便乗する人が、なんだかなー、の件。


実務家とラディカリストがそれぞれの立場に基づいて互いを批判するってのは何かしらの運動をやってくうえで必要とされるものだし、それはどちらが正しくどちらが間違っているなどと安直に取捨択一できるような性質の問題ではなく、その論争の一方で両者が相互補完的な役割をはたしてるのもおそらくまた確かなことであって、それは運動にかかわるものにとってはさして珍しくもない往々にして見慣れた光景ではないの。よくしらんけど、たぶん。


解せないのは、実務家の威を借りてラディカリストを非難しはじめるうからやからがあとからあとから湧いて出てくること。「あいつらのせいで○○がかわいそうです」とか言っちゃったり。お前ついさっきまで○○に同情的なことちっとも言ってなかったし行動もしてなかったじゃんかよ、と言いたくなるような手合いが、さぞかし実務に理解あるような賢しらな口をきいてる。実務を補助する具体的なアクションを起こした人間でなければ実務家の立場を代弁する資格なんかないだろ。当事者性の欠片もない。つねひごろ論者に言い負かされてきて理屈じゃかなわぬと実務家を利用しているだけではないのか。


わたしは運動にコミットするほどの関心を持ってないのでどちらかに肩入れするなんてことはしないし、その資格もないどこ吹く風の他人事だが、傍目八目でながめていると実務派きどりの外野がウザいよなーとかは思う。