「北方三国志」の劇画化 5月23日発売

 その一例として、北方氏はインタビューで第1巻のシーンを挙げている。「第1巻で部下に戦闘訓練をさせながら、曹操が馬上に寝そべっているシーンが描かれていますが、俺の小説からは普通、そういうイメージは湧かないと思う。寝ていたのではなく、馬上で戦場の音を聞き、戦局を判断していたというのですが、その頃、曹操は20代で小物だったのに、大物感が漂っている。其の辺りが河氏の描く作品の大きな魅力になると思うんです」(雑誌「三国志 英雄の登場」より)。

 コミック版『三国志』は、2011年5月23日(月)に第1巻「英雄の登場」、第2巻「陰謀の都」、第3巻「呂布出現」の3巻を各巻税込680円で同時発売。以降2カ月に1巻のペースで、全30巻を5年の歳月をかけて発売する一大プロジェクト。

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