ビスマルク

世説新語』仮譎篇
曹操は若いころ、いつも袁紹とつるんでやくざなことばかりしていた。だれかが結婚をしたことを知って花婿の庭に忍びこみ、夜中になってから「泥棒がいるぞ!」と叫んだ。人々が幔幕のなかから出てきたので、曹操は刃物を手にして忍びこみ、袁紹といっしょに花嫁をさらって出てきた。道にまよって枳(からたち)にはまり、袁紹が身動きできなくなった。もういちど叫んだ。「泥棒はここにいるぞ!」袁紹はびっくりして自力で這いだし、二人とも逃げのびることができた。

【Wikipedia】オットー・フォン・ビスマルク
沼に嵌って溺れている友人から助けを求められたところ、銃を向け「その沼は底なし沼なので助けようとすれば二人とも溺れ死んでしまう。せめてもの友情で苦しまないよう一発で殺してやる」と言い放った。驚いた友人は、懸命に泳ぎ自力で沼から這い上がってきたといわれる。この話が実話かどうかは確認されていないが、冷静で計算高く目的のためには荒っぽい手段も辞さないビスマルクの手腕を示す逸話として残っている。

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   ⊂⌒(  ・ω・)  はいはいパクリパクリ
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