若い荀彧 その2

ここで紹介されてるエピソードに登場するご本人のブログ。

【花郁郁たる高陽里】プロフィールに追加です

大学入学後は、情熱と時間とバイトで得たお金を、未だ見ぬ荀令君にひたすら一点賭け。やっと購入資金が貯まりまして、98年4月、我が家にお迎えし、爾来ずっと大切にしております。


いわゆる女顔ではないです。でも、じゃあ男らしい感じかと言われると、それでもないから、非常に説明に困る……そういうカテゴリ分類で簡単に説明できるような顔じゃないんだよう!ていうか、川本先生の人形ってのは、簡単に説明できる顔の人なんて誰ひとりとして居ないんですが。

なるべく簡潔にまとめて言えば、非常に端正かつ、憂いと厳しさが全面的に出ている表情です。私が最初に会った時の感想は、「ああ、この人ならあの曹操と真っ正面から対決し、一歩も譲ることなく、そして迷うことなく決別と死を選んでしまうだろうな……」でした。そういう、非常に静かな激しさを感じました。


だからじっくり見ていると、その端正な美しさというのが、ぐわーっと、こう、大きな波のように押し寄せてくるように感じます。冷たい厳しさとその奥底に眠る熱さ。その厳しさの鋭さが生み出す高雅な美。深い知性から湧き出る憂い。それがひとつの生きた形として姿を取った……という感じでしょうか。

すげー、自分ちに荀イクの人形があるわけですよ。これー、いいなあ。