図解でわかるやさしいマーケティングほか

最近読んだ本。

図解でわかるやさしいマーケティング

図解でわかるやさしいマーケティング

1995年の古い本だからというより、通り一遍のことしか書かれてなくて薄味。図解にしても本文で書いたことの繰り返しで、言葉でうまく説明できないから図を付けたんじゃないかというくらい、あまり意味がない。いや、内容の悪い本ではないですよ。ただ、分かりきってることしか書かれてないので、退屈。マーケティングの実践的な手法とか事例とかを期待してたのだ。


はじめての独立開業 (日経文庫Personal)

はじめての独立開業 (日経文庫Personal)

著者自身が独立開業の経験を持ち、その観点から独立開業を指南するという内容だが、この手の本にありがちな著者の経歴自慢などは一切ない。開業コンサルもやっているのか、まだ世に出ていない数人の独立開業の事例紹介もある。しっかりと書かれた事業計画書とともに、暗闇に飛びこむ勇気も必要とするところにこの本の特徴と著者の誠実を感じた。


曹植 (中国詩人選集 3)

曹植 (中国詩人選集 3)

言わずとしれた三国時代の詩人曹植。50年代に出された本だが、曹植の詩が日本語で紹介されたのはこの本が初めてらしい。曹植は兄曹丕と感情的に対立していなかったという見解を取る。同感だなぁ。詩の内容はちんぷんかんぷんです。わたしには詩を理解する能力が欠如しすぎ。白馬篇とか七哀詩とか野田黄雀行とかいろいろ載ってた。