日本はコピー大国 その3
知財権タグ作った。
- 作者: 柏木博
- 出版社/メーカー: 淡交社
- 発売日: 2002/04
- メディア: 単行本
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五〇年代がデザインの一つの波を生む時代であったことを示す出来事として、「Gマーク制度」(グッドデザイン・マーク制度)の発足もある。一九五七年のことだ。この制度によって、インダストリアル・デザインがビジネスとして社会的に公認されるようになったともいえるが、この制度の成り立ちは、この時代の日本の産業デザインのあり方を示している。
この制度の発足に先立って、同じ年、藤山愛一郎がイギリスを訪れた際、日本の商品パッケージの中に、イギリスのデザインを盗用したものがあることが指摘された。さらに、同年、パリ国際自動車ショーに出品した「プリンス・スカイライン」が、デザイン盗用であったことが指摘された。これを重視した通産省は、大臣の諮問機関として意匠奨励審議会を設置した。そして、特許庁意匠奨励審議会を諮問機関として、Gマーク制度が発足することになった。したがって、Gマーク制度は、海外のデザイン盗用防止策として、当初は始まったといえる。
持たざるものが持てるものから剽窃するのは、いつの世も同じ。
これがニッポソクオリティ。みんどひくいm9(^Д^)プギャーーーッ