蜀の人々は甘党だった

四川料理といえば、麻婆豆腐に代表されるように豆板醤や四川山椒をふんだんに使った辛い料理をイメージしてしまいますが、実は、三国時代の蜀の人々は甘党だったようです。

【愁霖賦】
新城の孟太守に蜀のことを聞いた。豚や鶏やあひるの味は皆淡白なので、蜀の人は食事を作るのに、飴蜜をとても喜び、味の助けとする。

豚肉に飴!鶏肉に蜜!
この味を想像できますか?

劉備孔明も、飴や蜜をかけた肉料理を食べていたのでしょう。