司馬徽と徐庶

『襄陽耆旧記』
司馬徽が龐徳公のもとへ訪れたとき、徳公はちょうど墓参りに出ていて留守だった。司馬徽はそのまま座敷へ上がり、徳公の妻子を呼んで「客人がやってきて徳公どのと話し合うことになっていると、徐元直(徐庶)が言っていたはずだぞ」と言った。徳公が帰ってきて司馬徽に会ったが、その人が何者であるか知らなかった。

このエピソードに従えば、司馬徽はまず徐庶と顔見知りになり、そのあと龐徳公に会ったことになる。それでは、司馬徽徐庶とが出会ったのはいつごろなのだろう?

  1. 司馬徽徐庶はともに潁川の人。故郷にいたとき師弟関係があったかどうかして、二人一緒に荊州へ移住、司馬徽は龐徳公の評判を聞き、徐庶を使者として挨拶させた。
  2. もともと徐庶の方が一足早く荊州入り。しばらくして司馬徽が来たので関係を結び、土地の賢者として龐徳公に引き合わせた。

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