ロリータの語源はチャップリンの幼妻

ロリータといえばロシアの作家ナボコフの作品の登場人物で、その小説のタイトルにもなっている少女の名だが、実はこの少女にはモデルがいて、それがチャップリンの妻なのだ。
チャップリンの二番目の妻リタ・グレイ(本名リリータ)は1924年チャップリンと結婚した。当時、リタは16歳だった。しかし結婚生活は長くつづかず、リタはチャップリンから性的暴力を受けたと裁判所に訴えでる。そのころ二人の夫婦生活を赤裸々に記した怪文書が流れ、人々を大いに驚かせたという。ナボコフは、リリータの名をもじって小説の登場人物にロリータと名付けたらしい。

参考:悲惨な世界 町山智浩アメリカ日記 wikipedia「ロリータ」 wikipedia「チャーリー・チャップリン」