曹彰の馬

『古今図書集成』に引く『独異志』
(原文)獨異志:後魏曹彰性倜儻,偶逢駿馬愛之,其主所惜也。彰曰:「余有美妾,可換唯君所選。」馬主因指一妓,彰遂換之。馬號曰「白鶻」。後因獵,獻于文帝。
(訳文)『独異志』にいう。後魏の曹彰は奔放な人柄だった。偶然見つけた駿馬に惚れこんだが、馬主が物惜しみをする。曹彰が「おれは美人の妾らを囲っておるから、きみの選んだとおりに交換しよう」と言うと、馬主が芸妓の一人を指さしたので、曹彰はそのまま交換してしまった。馬は「白鶻」と名づけられたが、のちに狩猟に出かけたおり、文帝に献上された。

また白馬か!そしてジャイアニズム曹丕!しかし曹彰は後魏ではないだろう常考